北信濃神楽採訪

長野市(豊野町)川谷 諏訪社 秋季例大祭

Date

  • 2008年(平成20年)9月20日 (夜宮) ☁
  •  20:35 宮入
  •  20:45 獅子舞い
  •  21:00 獅子舞い奉納終わり

Clip

神楽⁄獅子舞い

Location

諏訪社 長野市豊野町川谷字谷1082ノ1

Notes


「豊野町の民俗と地区誌  豊野町誌3」(平成十年
三月三十一日、豊野町誌刊行委員会  編集・発行)から引用

 町内のムラ祭りに奉納する神楽は獅子神楽であり、神前で
舞う獅子舞は、いずれも獅子頭と後持ち(ヨタン持ち)から
なる二~三人立ちの大(代)神楽獅子舞であり、現在は南郷、
南石、北石、立町、小瀬、浅野、大方、上組(入・小日向・
上堰)、蟻ケ崎、川谷、手小塚、二ツ石の一一カ所でおこなっ
ている。・・
 女獅子は、現在七カ所が舞っている。このうち小瀬が江戸
の丸一系神楽、他は伊勢、熱田系の流れをくんでいる。・・
 川谷は、若連から盟友をへて明治三十年代に誠友会と改称し、
地元の諏訪社のほか、日影の富士社へも奉納した。・・昭和
三十九年に誠友会が解散して以来、ながらく途絶えていた神
楽が昭和五十五年に復活された。・・

|豊野町神楽獅子舞一覧表|

奉納神社︙諏訪社  獅子頭︙女獅子
舞の演目︙ヨタン、オンベ、鈴、悪魔はらい
楽器︙笛、太鼓、鉦  ホロの柄︙毛波に牡丹の花
神楽腰幕の柄︙紫紺の無地(但し提灯に違い輪紋)
伝播年代︙明治初期  伝播経路︙大倉入
現在の伝承団体︙川谷区氏子
備考︙神楽に猿のぬいぐるみと毬をつけている。