北信濃神楽採訪

須坂市 墨坂 墨坂神社

Date

  • 2010年(平成22年)9月23日(木) 秋季例大祭 (夜宮) ☁
  •  18:35 シメキリ
  •  18:50 宮入
  •  19:25 獅子舞い
  •  19:40 獅子舞い奉納おわり

Clip

灯籠⁄神楽

シメキリ

獅子舞い

Location

墨坂神社 須坂市墨坂1丁目8−1

Notes


「須坂市誌  第二巻  地誌・民俗編」(平成二十六年三月
三十一日、須坂市発行)から引用

墨坂神社八幡宮

 墨坂神社は八幡町に鎮座する。大字小山地籍の南原・北原・
小山・屋部・八幡・境沢、六町民の「鎮守の神」であり、
「氏神」である。・・
 九月二十日前後に秋の氏神様の祭りである。宵祭りには各
町が組ごとに竿灯篭をもって、小山・北原・南原がくだって
くるのをまって屋部が加わって、墨坂神社八幡宮の鳥居前で
待っていた八幡・境沢が後に加わる。現在は当番町が先頭で、
獅子神楽を先頭に注連縄切りをして境内に入る。・・


「信州墨坂の里『屋部町誌  |百々川扇状地のむらの歩み|」
(平成七年三月一〇日、屋部町誌発刊委員会発行)から引用

屋部町の獅子神楽誕生

 昭和四十四年・・井上区保存会の神楽獅子を招聘して秋葉
社に奉納した。・・また、子供達が祭りに参加することとな
り・・樽みこしと屋台を作った。・・昭和五十一年・・秋葉
社のみこしと屋台は壮年会の主管となり、子供達が町を練り
歩いた。
 この頃、□□ら五人が獅子神楽会を結成・・昭和五十四年
から井上保存会と合同練習をして技術の向上に努めた。
 昭和五十七年春、氏子総代□□は、墨坂神社宝蔵庫に破損
はしているが神楽神輿と獅子がしらのあることを報知・・区
長□□は・・屋部町に貸して欲しいと申し入れをした。・・
氏子総代会長と区長の間で細部のとりきめが行なわれ、実質
的には屋部町専用となった。神輿と獅子がしら、太鼓の修理
は昭和五十八年春までに行なわれ、五十八年から神輿は秋葉
社、墨坂神社の祭典に登場することになった。