北信濃神楽採訪

須坂市 塩川 熊野神社

Date

  • 2011年(平成23年)9月29日 秋季例大祭 (夜宮) ☀
  •  19:30 シメキリ
  •  19:40 宮入
  •  20:00 獅子舞い「平舞」
  •  20:10 地狂言「おかめひょっとこ」
  •  20:30 獅子舞い「狂い獅子」
  •  20:55 獅子舞い奉納おわり ※この後、町内廻り

Clip

神楽

シメキリ

獅子舞い「平舞」

地狂言「おかめひょっとこ」

獅子舞い「狂い獅子」

Location

熊野神社 須坂市大字塩川字早津538

Notes


「長野県の民俗芸能」(平成七年三月三一日、長野県教
育委員会編集、発行)から引用

塩川町のおかめひょっとこ
 ひょっとこが登場、自分がかくまっていた女がお産したが
その後の体が悪くて困るので、おかめさんのご祈祷によって
治していただきたいと懇願する。初めはひょっとこの願いを
適当にあしらっていたが、遂にお払いの祈祷をする。

塩川町の平舞
 一般にある獅子舞と同じで、二人が獅子のホロの中で舞役
と後持ちに分れる。後持はホロの中に入ったり、又はホロを
肩に掛けたりして舞う。

塩川町のしめ切り
 平舞の後、神社の鳥居の前で、ホロを背負い幣束を持ち、
天の岩戸を開く神話のように舞・笛・鼓など神々の役割六つ
の太鼓のはやし歌に合わせて舞う。その後刀をもって鳥居に
張られたしめ縄を切り払う。

塩川町の狂い獅子
 平舞の後続いて舞う。蚤を獅子頭の口で狂おしげに取った
り、ホロを体に巻きつけ大蛇の形を作ったり、更にホロの赤
い所と黒い所を二人が使い、印度から渡った黒んぼ、赤んぼ
といって踊るので、これを狂いの舞という。