北信濃神楽採訪

小布施町 六川 六川天神宮

Date

  • 2006年(平成18年)4月22日(土) 春季例大祭 (夜宮) ☀
  •  20:15 公会堂 獅子舞い
  •  20:40 公会堂 出発
  •  21:30 宮入
  •  21:40 獅子舞い
  •  22:00 獅子舞い奉納おわり

Clip

灯籠⁄神楽

獅子舞い

Location

六川天満宮 上高井郡小布施町都住148−2 (2007(H19).4.14)

Notes


「小布施の民俗」(昭和六十年三月二十日
小布施町長発行)から引用

道順と行事  「六川」氏子総代の家(むかしは区長の家)で、
お練りに参加する役員が集まったところで、獅子が一舞いす
る。その後、お練りが出るが、各四辻で止まり一囃子やって
からまた進んだ。道中では、神楽は道中囃子をやる。お宮へ
入るときには「イサミ」を演奏し、境内に入ってから「ミヤ
オロシ」の曲をやった。 ・・神楽が家の近くにくると、各
家からだんだんとその行列に灯ろうを持って参加し、お宮へ
行って献灯した。神楽が近づくと「ドンドネッケが上がって
きたよ」と親がいい、子どもは家から出て行った。ドンドネッ
ケというのは道中囃子の一種で、そのように聞こえてくるこ
とから出た言葉である。

楽器  「六川」三味線、大胴(膝の上にのせて叩く)、小胴
(肩の上へ上げて手で叩くが、扇子で叩くこともある)、笛、
大太鼓。

獅子頭  「六川」頭が大きくて女獅子(イタコ獅子)といわ
れている。六川の獅子頭ほど大きいのは、この近辺にはない
といわれている。

祭り屋台  六川のものは、文化文政(一八〇四~二九)の頃
に地元の大工棟梁の島田権右衛門が若い大工を使って作った
もので、上町・東町の屋台より大きい。また六川の屋台は、
飾り屋台に対して踊り屋台であり、初めは屋台の上に蓄音機
をのせて辻々で鳴らしたが、後には芸者を頼んで屋台の上で
踊らせた。