北信濃神楽採訪

小布施町 中条 中條神社

Date

  • 2006年(平成18年)10月28日 おぶせ六斎市2006
  •  18:25 獅子舞い
  •  18:50 獅子舞いおわり
  • 2012年(平成24年)10月20日 2012おぶせ六斎市
  •  12:25 獅子舞い
  •  12:50 獅子舞いおわり

Clip

神楽 2006

神楽 2012

 


獅子舞い⁄面コ獅子(面神楽) 2006

獅子舞い⁄面コ獅子(面神楽) 2012

Location

中條神社 上高井郡小布施町大字中松字宮添750 (2020.10)

Notes


「小布施の民俗」(昭和六十年三月二十日
小布施町長発行)から引用

面神楽  この舞いを「面コ」ともいい、ヒョットコと獅子と
の争いを中心にした演劇風なものである。・・雁田・中条・
押羽などで行われているヒョットコは、土地の悪い精霊的な
性格を持っており、獅子は神の代理としてこれを退治すると
いうことになる。・・
 このヒョットコと獅子共演の面神楽は、観衆の関心を計算
に入れて、興味をそそるようにヒョットコは演出し、獅子も
助力する。だいたい、ヒョットコの服装自体からそうで、女
の長じゅばんをはしょって着、足も片方だけ足袋をはいたり
している。手には刀と扇子を持ったちぐはぐないで立ちであ
る。このとき、獅子は二人立ちになっており、その獅子に突っ
かかっては転ばされたり噛まれたりするが、やっと獅子の隙
を見て切り倒す。「獅子負けた、カメ勝った」といいながら
喜び、頭に乗ったり、太鼓のバチで叩いたりする。獅子は死
んだふりをしているが、ヒョットコが後を向いて油断してい
るときにこれをのんでしまい、獅子の後役がホロを広げて一
舞いして終わりになる。