北信濃神楽採訪

小布施町 北岡 北岡神社

Date

  • 2012年(平成24年)10月21日(日) 2012おぶせ六斎市 ☀
  •  10:00 獅子舞い
  •  10:20 獅子舞いおわり

Clip

神楽

獅子舞い

Location

北岡神社(稲荷社) 上高井郡小布施町北岡193 (2002.4.6)

Notes


「小布施の民俗」(昭和六十年三月二十日
小布施町長発行)から引用

神楽囃子  獅子神楽の囃子は、大きく分けて、道中でやるも
のと、獅子舞いのときに囃すのに分けることができる。・・
「戸隠」いちばんむずかしいといわれている。・・(北岡)
「岡崎」囃子の中ではいちばん初めに教えるもの・・(北岡)
「矢車」二番目に難しいとされている。(北岡・押羽)
「ばかっぱやし」にぎやかな調子のもの。(六川・北岡)
「宮囃子」境内に入るときにやるもの。(押羽・北岡)
「いさみ」鳥居をくぐってからやるもの・・(北岡・・・)

楽器  小布施では、里神楽に三味線を使い、小鼓や大鼓を取
り入れているが、これは珍しいことである。・・
「北岡」大胴(太鼓のこと)一個、小胴(小鼓のこと)一個
笛二本(並獅子とイタコのときと違う)、三味線二棹、鉦一
個(現在は使わない)。

獅子頭  小布施の地域で獅子舞いに使っている獅子頭は、狛
犬系またはライオン系のもので、関西を本拠としたものといっ
てもよいものである。・・
「北岡」イタコ系の獅子頭といっている。以前は獅子頭が二
つあったが、現在のもので並獅子とイタコ獅子を舞っている。

ホロ舞い  ・・代神楽の男獅子といわれるところでは、獅子
舞い全体が勇ましく舞われるものであるが、そのようなとこ
ろでも、最初のこのホロ舞いは静かであり、時間を長くかけ
る。北岡では、ホロ舞いを正規に舞うと四十分はかかるとい
われ、他のところでも全体の半分はこれに使うといっている。