北信濃神楽採訪

野沢温泉村 前坂 赤滝神社

Date

  • 2014年(平成26年)8月16日(土) 秋季例大祭 (夜宮) ☁
  •  22:30 シメキリ(鳥居)
  •  22:55 宮入
  •  23:05 薙刀舞
  •  23:15 獅子舞い
  •  23:40 獅子舞い奉納おわり
  • 2016年(平成28年)8月16日 秋季例大祭 (夜宮) ☀
  •  23:10 薙刀舞
  •  23:35 獅子舞い
  •  00:15 獅子舞いおわり

Clip

燈籠 (2007)

シメキリ

薙刀舞

舞込獅子/獅子舞い

Location

赤滝神社 下高井郡野沢温泉村大字前坂字宮脇8293 (2012)

Notes


「長野県の民俗芸能」(平成七年三月三一日、長野県教
育委員会編集、発行)から引用

前坂の獅子舞

 獅子頭は雄だという。油単舞は静かであるが剣舞になると
勇壮な舞となる。ご幣舞のときに神楽歌がうたわれて、伊勢
様をたたえる歌詞を並べたものである。鈴舞になるとテンポ
がはやくなる。


「野沢温泉村の氏神様」(平成二十六年三月二十日
野沢温泉村教育委員会発行)から引用

赤瀧神社(前坂地区)

 ・・祭り当日、夜八時三〇分、大灯籠前で獅子の寄せ舞が
おこなわれます。そして九時に防雪センターから制札灯籠を
先頭に、サカキ灯籠、猿田彦命、田楽灯籠、剣灯籠、鈴灯籠、
御幣灯籠、波連灯籠などが行列を組み神社に向かいます。ま
ず、猿田彦命が大灯籠に張られたシメを切ります。続いて子
供たちのナギナタ舞が行なわれ行列は進みます。神社鳥居前
に到着すると先ず猿田彦命が鳥居に張られたシメを切ります。
続いて獅子の道中舞が拝殿まで行なわれ、あわせて、境内で
はナギナタ舞が行なわれます。

・シメキリ  行列の先導役として、赤い天狗面、頭にニワ
 トリの乗った兜をかぶった白装束に陣羽織の猿田彦命が、
 刀とタイマツを持って舞い、シメを切ります。
・獅子舞  油単舞、御幣舞、鈴舞、刀舞、ほら舞が行われ
 ます。身支度は、単衣に股引、黒足袋にわらじで舞いま
 す。文久元年、中尾地区から伝えられたと言われています。
・ナギナタ舞  長かぶとを被り、着物、もんぺ、はばき、
 わらじで、手甲をつけた姿で舞います。人分け、トント
 ンベロ、コシブルイ、刀カクシ、ベロタイラ、切ってト
 ブの順に舞います。伝承地は不明です。