野沢温泉村 平林 国中平神社
Date
- 2006年(平成18年)8月17日(木) 秋季例大祭 (夜宮) ☀
- 22:00 シメキリ
- 22:45 三十六歌仙舞
- 23:10 獅子舞い(若)
- 23:40 獅子舞い奉納おわり
- 2018年(平成30年)8月17日(金) 秋季例大祭 (夜宮) ☀
- 21:30 シメキリ(道中)
- 22:15 シメキリ(鳥居)
- 22:40 宮入
- 22:45 三十六歌仙舞
- 23:20 獅子舞い(若)
- 23:55 獅子舞い奉納おわり
Clip
灯籠 (2006)
シメキリ (2006)
シメキリ (2018)
三十六歌仙舞 (2006)
舞い込み獅子 (2006)
舞い込み獅子 (2018)
獅子舞い「若」 (2006)
獅子舞い「若」 (2018)
Location
国中平神社 下高井郡野沢温泉村大字平林字宮浦821 (2012.8.17)
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Notes
「信州の祭り大百科」(昭和六三年十二月十五日、
長野県民俗の会監修、郷土出版社)から引用
国中平神社灯籠づれ 下高井野沢温泉村
例祭の八月十七日の宵祭りには、宿(現在消防ポンプ置場)
から神社へ灯籠づれのお練りが出る。灯籠の順序は、まず「
高札灯籠」(制札灯籠ともいっている)・・次には、御幣の
形に拵えた「御幣灯籠」、続いて太陽と半月のお月様を組み
合わせた「日天、月天の灯籠」、先が剣のようになっている
「剣灯籠」、そして絵と和歌を書いた田楽灯籠の「三十六歌
仙」の三十六本のとうろうが並ぶ。この三十六歌仙の灯籠の
中では天智天皇のものが特に大切にされていて規模も大きい。
・・その他、ほおずき提灯をたくさんつけた大きな「鈴灯籠」
が四本続き、最後に豊作に縁起の深い桜の満開を表わした華
やかで見事な「花灯籠」が、各組から出されて灯籠づれのし
んがりをつとめる。
・・この灯籠づれと一緒に、勇壮な天狗が注連縄を切って行
く。ここの天狗は、口を開き、頭に黒い髪を乱し、目をむき
出しにした剽悍な形相をしたもので、軽快に飛び上がり、前
後左右にすばやく動く動作は他にはあまりない。
また、獅子も境内近くから道中舞をしながら行くが、ここ
の獅子は、「若」と「隠居」の二頭があるのも特色である。
若は少し小型であり、隠居の方には、額に皺が入っている。
舞い方は、若の方が荒っぽい。・・ (文は斉藤武雄氏)
「野沢温泉村の氏神様」(平成二十六年三月二十日
野沢温泉村教育委員会発行)から引用
国中平神社(平林地区)
・・祭り当日、夜八時三〇分、まず集会所前で子供たちの
舞が行なわれます。そして、集落中心の十王堂前まで移動し、
獅子舞いが行なわれます。続いて猿田彦命が以前中町大灯籠
が立てられた場所に張られたシメを切ります。終了すると猿
田彦命を先頭に制札灯籠、天智天皇、日天月天、先はこ、剣
灯籠、御幣灯籠、傘ぼこ、三十六歌仙灯籠、鈴灯籠などが行
列を組み神社に向かいます。途中天王様石碑前で舞いが行な
われ、行列はさらにすすみ、参道入り口から獅子(隠居と若)
二頭の舞い込みが始まります。次に鳥居のシメが切られ、行
列が境内に到着します。次に拝殿で再び舞いと獅子舞がおこ
なわれます。
・シメキリ 露払い、先頭役で、赤い天狗面と鳥兜をかぶっ
た白装束に陣羽織の猿田彦命が、刀とタイマツを持って舞
い、シメを切ります。
・獅子舞 隠居と若の二頭が十王堂前と拝殿で交互に舞いま
す。隠居はおだやかに、若は、元気よく激しい動作で舞わ
れます。隠居は油単舞、オンベ舞、刀舞、ノミとり舞をし
ます。若は、油単舞、オンベ舞、鈴舞をします。身支度は、
浴衣に股引、黒足袋にわらじで舞います。獅子舞は湯澤神
社から伝わったと言われています。
・舞 身支度は、赤いハカマと白衣装、白足袋に麻裏草履で、
剣舞、扇舞、オンベ舞、鈴舞の順に舞います。