北信濃神楽採訪

中野市 桜沢 白山姫神社

Date

  • 2009年(平成21年)10月10日(土) 秋季例大祭 (夜宮) ☀
  •  19:45 宮入
  •  20:55 獅子舞い(一幕目)
  •  21:10 獅子舞い(二幕目)
  •  21:30 面神楽
  •  21:55 面神楽奉納おわり

Clip

灯籠

神楽

 


獅子舞い(一幕目)

 


獅子舞い(二幕目)

 


面神楽

 


Location

白山姫神社 (2010.10.10) 中野市大字桜沢字原1075

Notes


「ふるさとの祭りー獅子・神楽編ー」(昭和六〇年三月 
中野市中央公民館 編集・発行)から引用

面神楽「桜沢」

 トウリウの二回目の獅子舞いが終り、最初から面かぶり
(ヒョットコ)が獅子のホロに入ったまま、獅子と一緒に出
てくる。後役は三人ばかりいる。・・前役は女の着物を着て
いる。
「シメタラモチャゲロ」の囃子言葉で、足を内股にして前へ
進む。ややあって、獅子はオンベと鈴を持ち、一人立ちにな
る。このときメンコがホロから出てくる。メンコは小学生が
勤める。扇を右手に、左手には抜いた刀を持ち獅子にじゃれ
る。・・
 獅子は暫くしてホロを広げ、中へ四人位後役が入って荒れ
る。メンコはその周りを刀を振りながら動き、獅子の頭を持
ち舞台を回る。途中で刀を獅子の前におき、獅子の前に立っ
て陽棒で後向きのまま獅子の頭へ棒を刺す動作をする。獅子
は刀を取ってしまう。メンコは棒を腰にさし、その刀を取り
返そうとする。やっと刀を取り返し、暫く舞い、刀を鞘に納
め空手で舞う。獅子は隙をねらってメンコを呑む。メンコは
呑まれたまま獅子と一緒に舞い、舞台の端へ行ってホロから
抜け出る。獅子はホロを広げたまま、オコリのような舞いを
一舞して終る。
(解説は斉藤武雄氏)