北信濃神楽採訪

中野市 中野祇園祭

Date

  • 2001年(平成13年)7月14日 ☀
  • 2011年(平成23年)7月16日 ☀
  • 2012年(平成24年)7月14日 ☀

Clip

中町 神楽 (2001.7.14)

中町 祇園屋台 (2001.7.14)

 


西町 大獅子 子供屋台 (2011.7.16, 2012.7.14)

 


東町 神輿 (2001.7.14)

松川 屋台 (2011.7.16)

Location

松川 松川神社 中野市大字中野阿陀堂前1475 (2013.10.13)

東町 王日神社 中野市諏訪町4-20 (2013.10.14)

西町 武水穂神社 中野市中央1-3-19 (2012.7.14, 2013.10.14)

中町 中日野神社 中野市中央3-3-24 (2013.10.14)

Notes


「信州の祭り大百科」(昭和六三年十二月十五日、
長野県民俗の会監修、郷土出版社)から引用

中野の祇園祭り  中野市

 中野市で祇園祭りが行なわれた歴史は古い。言い伝えによ
ると、今から約四百年前・・中野の小館城主であった高梨政
盛が大将となって、越後の長森の原へ兵を進めて大勝した。
そして政盛が帰郷する際、牛頭天王を勧請して戦勝記念とし
たのが、この地の祇園祭りの起こりであるとされている。
 しかし、祇園祭りはもともとは、御霊信仰から出たもので
・・これが都市部へ入って・・悪疫退散を祈願するようになっ
たのである。その点、中野の祇園祭りは、・・日本古来の信
仰に基づきながら、一方これを勧請した高梨氏の凱旋を記念
したものも取り入れている。
 七月十九、二十日の祭日には、以前は神輿、馬乗り、注連
切り、灯籠揃い、山車、笹踊り、狂言、式三番叟などが行な
われたが、現在は、神輿、馬乗り、注連切りがその名残りを
とどめ、新たに考えられた車にのせた大獅子が町を練って歩
くようになった。・・    (文は斉藤武雄氏)