北信濃神楽採訪

妙高市 関山 関山神社

Date

  • 2019年(令和元年)7月13日 関山神社 火まつり ☁
  •   9:55 棒使い/仮山伏演武
  •  10:35 柱松

Clip

棒使い(役抜)

棒使い(火切)

棒使い(火見)

柱松/松引き

Location

関山神社 新潟県妙高市関山4804

Notes


「関山神社火祭り調査報告書 |仮山伏の棒使い・柱松引き
を中心として|」(二〇〇六年三月三十一日、仮山伏保存会・
妙高市教育委員会発行)から引用

祭礼当日の次第

 関山神社夏の祭礼のうち七月十七日分は、午前八時半頃に
始まり、午前十時頃から観光的中心となる六人の仮山伏によ
る棒使いの演武、さらに二つの柱松への点火競争(火祭り)
と松引きなどが行われ、同日午後から奉納角力、夜に神職ら
による神楽舞がある。翌七月十八日が例祭当日に当たり、午
前から始まる神輿渡御に沿って、近年から始められたという
村内五か所での仮山伏演武がある。・・

棒使い

・・演目は全二十二種からなり、長刀・太刀・棒の組み合わ
によっている。六人の仮山伏が役抜(やくぬけ、またはやく
のけ)・火切(ひきり)・火見(ひみ)の三役に分かれ、同
じ役同士の組が順に演ずる。役抜は六種、火切は八種、火見
も八種の演目を行う。・・





「新潟県の民俗芸能 |新潟県民俗芸能緊急調査報告書|」
(平成九年三月三十一日、新潟県教育委員会発行)から引用

仮山伏の棒遣

 妙高山関山権現に伝えられる神事。仮山伏に扮した若者六
人が、日光・月光・三又の飾りを額にしばりつけ、それぞれ
三人ずつ、上手・下手にわかれ、太刀・長刀・棒の武器を使っ
て二〇種類余の型を演ずる。