北信濃神楽採訪

木祖村 藪原 藪原神社

Date

  • 2023年(令和5年)7月8日 例大祭 ☂
  •  14:00 下獅子と御輿の寄合(よけあい)
  •  14:40 上獅子と下獅子の寄合(よけあい)
  •  14:45 上獅子 獅子舞
  •  14:55 下獅子 獅子舞
  •  15:10 獅子舞おわり 巡行続く
  • 2024年(令和6年)7月13日(日) 例大祭 ☀
  •  13:50 下獅子と御輿の寄合(よけあい)
  •  14:35 上獅子と下獅子の寄合(よけあい)
  •  14:35 上獅子 獅子舞
  •  14:50 下獅子 獅子舞
  •  15:05 獅子舞おわり 巡行続く

Clip

下獅子  道中  2023

2024

 


 


 


下獅子と御輿  2023

 


 


 


上獅子  道中 2023

上獅子  獅子舞(寄合) 2023

2024

 


 


下獅子  獅子舞(寄合) 2023

2024

 


 


上獅子  道中  2023

 


 


 


Location

藪原神社 木曽郡木祖村大字藪原1260

Notes


「長野県の民俗芸能」(平成七年三月三一日、長野県教
育委員会編集、発行)から引用

藪原神社の獅子屋台

 屋台は通称カミと呼ぶ上町とシモと呼ぶ下町の両方から出
され、上は雄獅子、下は雌獅子といわれている。屋台は総桧
づくりで・・周囲は前幕・横幕・後幕と天幕で覆い刺繍や染
抜きで大きな獅子に見せ掛けている。獅子頭は三十五センチ
角ほどの大きさで、上の獅子は深緑、下の獅子は赤色を主に
彩色している。上・下ともに屋台の前上部にまわし場があり
そこで獅子舞をする。囃子は屋台の後部で行われる。大太鼓
一・小太鼓一・鉦一・それに笛二である。・・

 屋台は、それぞれ町の中心へ向かって戸毎に獅子舞をしな
がら進行する。正午すぎには中町で昼間の上・下両方の屋台
が擦れ違うよけ合いとなる。よけ合いでは双方三回ずつ獅子
舞を演ずる。町はずれで折り返し、夜に入って再びよけ合い
となる。祭りが最高潮に達するときである。双方ともまわし
方(獅子舞を演ずる人)には腕の立つ人が選ばれる。・・
 なお屋台の他に神輿と天狗(以前は神馬も)が出る。・・

 獅子舞の囃子は・・上は雄獅子、下は雌獅子といわれ、そ
れぞれに特徴がある。獅子舞も上は上下の動きを主として勇
壮であり、下は横の動きが主で優雅である。

 ・・祭りがいつのころから行われたかはっきりしないが、
宝暦七年(一七五七)の「吉蘇志略」に「熊野権現祠祭礼六
月十五日」とあり、さらに天保十二年(一八四一)の「岨俗
一隅」にも絵図をつけて祭りの様子をくわしく記している。
・・