北信濃神楽採訪

上越市 名立区 折戸・平谷 十二神社・白山神社

Date

  • 2023年(令和5年)2月26日 うみてらす名立イベント ☃
  •  13:00 獅子舞い
  •  13:10 獅子舞いおわり

Clip

獅子舞い

Notes


「新潟県の民俗芸能  |新潟県民俗芸能緊急調査報告書|」
(平成九年三月三十一日、新潟県教育委員会発行)から引用

折平の獅子舞  名立町折戸・平谷

 獅子神楽。江戸時代の後期、能生谷村の川詰に住む一人の
老人が農民の娯楽として伝えたのが始まりといわれる。獅子
とおかめが登場するが、勇壮な獅子は地元で「あばれ獅子」
と呼ばれる。演目:悪魔払い、野天あばれ獅子、ねむり獅子。


「名立町史」(平成九年三月三十日、名立町発行)から引用

獅子舞|折平|

・・この獅子は二人立ちで、地方に三味線・笛・太鼓で囃子
をする。曲目は「悪魔払い」(獅子舞)「御幣の舞」である。
舞は獅子頭を上下左右に振り、胴体の布を大きく振り動かし
て左右に動いて舞う。また獅子面を胴体の布から出したり隠
したり、その間左右をかむ動作をし、舞台狭しと舞う。・・
次いで獅子は御幣を振りながら、後ろのおかめと一緒に地方
に合わせて御幣の舞を舞う。・・そのとき獅子は「おあ、
御神前の御幣を持って悪魔を払い、悪魔なあ」の口上をいう。
どの舞も舞台の上を大きく動き回るので、あばれ獅子ともい
われている。
 この舞いはもと門付芸(各家の入り口での芸)だったが、
今は舞台で行われ、集落の祭礼や祝いなどに悪魔退散・招福
として演じられている。・・