北信濃神楽採訪

上越市 浦川原 飯室 石動神社

Date

  • 2023年(令和5年)10月28日 浦川原中学校閉校記念音楽祭 ☀
  •   9:35 開会式
  •   9:40 合唱発表
  •   9:45 浦川原区芸能鑑賞  保倉川太鼓
  •  11:05 浦川原区芸能鑑賞  月岡雅楽
  •  11:20 浦川原区芸能鑑賞  獅子舞い(飯室神楽)
  •  11:40 獅子舞いおわり
  •  
  •  ※音楽祭続く

Clip

獅子舞い

 


 


Location

石動神社 上越市浦川原区飯室474

Notes


「新潟県の民俗芸能  |新潟県民俗芸能緊急調査報告書|」
(平成九年三月三十一日、新潟県教育委員会発行)から引用

飯室神楽

由来  いつ頃からかは不明だが、この地に古くから伝わって
いた神楽は、明治十年ころに中絶してしまった。その後、明
治十九年に国道大島線の工事が行われた際に、刈羽方面から
集まった人夫の中に神楽を舞う人がいて、その人から教えて
もらったのが、現在の神楽であるという。・・
次第・演目  神楽は大別すると①獅子の舞②天狗の舞③獅子
と天狗の戦いの三つの場面からなる。
  ①獅子の舞  最初に獅子が出てきて舞を舞う。この時、笛
二、三人、太鼓一人、歌い手一人。・・
  ②天狗の舞  ここで天狗が出てきて舞を舞う。天狗は相撲
を取るような格好をしたり遊ぶような格好をしたりする。・・
  ③獅子と天狗の戦い  この口上の間、獅子は身を隠してい
る。・・やがて面を被り刀を持った天狗が出てくる。獅子も
鈴と御幣を持って登場し、獅子と天狗の決闘が始まる。・・
激しい戦いの後、獅子が天狗に退治される。勝った天狗は意
気高らかに気勢いをあげ「天下安泰、国土安穏」と唱えて終
わる。・・
(文は石田耕吾氏)