北信濃神楽採訪

「池田町のまつりを知る・学ぶ  いけだまちのまつり」
（平成２９年３月  池田町文化遺産次世代継承実行委員会
編集、発行）から引用

楡室神社  実業

・・慶安３年（１６５０）の記録では「楡村（にれむら）」
と残っており、これが変化して「楡室（にれむろ）」となっ
たと言われていますが、明確な資料は残っていません。
　元々は例祭は２日間にわたり、近隣神社との結祭りとして
神楽と獅子舞が２組奉納されていました。戦前は芝居や映画
を鑑賞したり、戦後は青年団が素人演芸を披露したりとても
賑やかでした。
　戸数も減り今ではそれらは行われていませんが、祭りは地
域の大切なものとして脈々と続いています。



「獅子舞神楽にぎわい再び」『市民タイムス』
（令和二年十月十三日）から引用

　池田町広津の実業地区の楡室神社で１１日、例大祭が開か
れ、過疎化で長らく途絶えていた獅子舞神楽が復活した。町
出身の□□さんら若者たちが中心となり、地元の願いを実現
した。・・
　獅子舞は・・１５年ほど前に踊ったのが最後で、おはやし
は４０年ほど前から録音が使われていた。・・