北信濃神楽採訪

野沢温泉村 東大滝 大滝神社

Date

  • 2011年(平成23年)8月14日 秋季例大祭 ☁
  •  21:45 シメキリ
  •  22:00 宮入
  •  22:05 獅子舞い
  •  22:25 天狗と獅子舞い
  •  22:45 奉納おわり

Clip

灯籠

シメキリ(道中)

シメキリ(鳥居)

舞込獅子

獅子舞い

天狗と獅子

Location

大滝神社 下高井郡野沢温泉村大字東大滝字池田357

Notes


「長野県の民俗芸能」(平成七年三月三一日、長野県教
育委員会編集、発行)から引用

東大滝の獅子舞

 湯沢神社の獅子舞から伝承されたと言われている。オンベ
舞の中で神楽歌がうたわれる。舞い方は全般的に勇壮である。


「野沢温泉村の氏神様」(平成二十六年三月二十日
野沢温泉村教育委員会発行)から引用

大瀧神社(東大滝地区)

 ・・祭り当日、夜九時頃、猿田彦命を先頭に制札灯籠、剣
灯籠、獅子灯籠、傘ぼこ、三十六歌仙灯籠などが行列を組み、
神社へ向かいます。最初に猿田彦命が参道の幟に張られたシ
メを切ります。そして、若者が担ぐ屋台が神社までの坂道を
駆け上がります。続いて獅子の舞い込みと行列が進みます。
次に鳥居のシメが切られ、行列が境内に到着します。次に境
内山側の舞台でさいとろめん、獅子舞、天狗舞が行なわれま
す。

・シメキリ  赤い天狗面、頭にニワトリの乗った兜をかぶっ
 た白装束に陣羽織の猿田彦命が、刀とタイマツを持って舞
 い、シメを切ります。
・獅子舞  悪魔払いの意味で、油単舞、御幣舞、鈴舞、刀舞、
 洞舞が行われます。・・ヨタン持ちはひょっとこ面を被り、
 オンベを持ちます。獅子舞は野沢から伝えられたと言われ
 ています。
・さいとろめん  花笠におかめの面を被り、ステテコに襦袢
 姿で、赤白の細く切った紙を付けた1m位の細い竿を持ち
 滑稽に舞います。・・
・獅子と大天狗の舞  獅子と大天狗の争いで、祭りのクライ
 マックスです。大天狗は舞台の上で口上を述べながら舞い、
 途中獅子との絡み合いの場面があり、最後に天狗が勝ちま
 す。大天狗は、赤い天狗の面を被り、黒地に白の縦縞の着
 物、下に白地に赤の襦袢を着て赤いタスキを掛け、紺の足
 袋をはいています。