北信濃神楽採訪

長野市 冨竹 冨建千引神社

Date

  • 2009年(平成21年)10月3日(土) 秋季例大祭 (夜宮) ☀
  •  20:25 シメキリ
  •  20:30 宮入
  •  21:00 獅子舞い
  •  21:10 獅子舞いおわり

Clip

シメキリ

灯籠⁄神楽

獅子舞い

Location

富建千引神社 長野市大字富竹字宮畑549 (2012.10.7)

Notes


「大神楽考|獅子舞の歴史を訪ねて」(昭和五十八年九月
十五日、冨建千引神社神楽保存会発行)から引用

冨建千引神社大神楽

 富竹の大神楽獅子舞は、伊勢大神楽獅子舞系統に属するも
のである。富竹の獅子舞の由来については、正確にはわから
ないが、現存している古い長持のふたの内側に、大神楽奉納
道具の目録が記されており、元禄の年号が見えるところから、
多分、元禄の頃から獅子舞が奉納されていたものと思われる。
 ・・現在の富竹の大神楽の特色の第一は、神社に行列が練
り込むときに、猿田彦が行列を先導し、行列に合わせて獅子
木遣りが勇ましく歌われることである。
 第二は、本殿神前において、狩衣と白袴をつけた舞人が、
鈴と御幣を持っておごそかに獅子の舞を奉納し、つづいて祭
神の建御名方命の勇壮な剣の舞が奉納されることにあり、最
近、近郷・隣村に類を見ないユニークな大神楽として注目さ
れ高い評価を受けている。