北信濃神楽採訪

長野市 三才 三才神社

Date

  • 2006年(平成18年)9月17日(日) 秋季例大祭 (夜宮) ☀
  •  20:30 宮入
  •  20:40 子供の獅子舞い(2舞い)
  •  21:10 獅子舞い
  •  21:45 獅子舞い奉納おわり

Clip

灯籠⁄神楽⁄勢獅子

子供の獅子舞い

獅子舞い

Location

諏訪神社 長野市三才1283 (2012.2006)

Notes


「三才諏訪神社  神楽保存会」(令和三年八月一日アクセス
三才区公式ウェブサイト
http://sansai-nagano.net/suwasya_15/kagura/)から引用

神楽保存会より

 ・・三才の獅子は獅子頭が大きく、刀を持って勇壮に舞う
男獅子です。古里地区では男獅子は三才と金箱だけです。
 三才の獅子舞のルーツはわかりませんが、現在の神楽は幕
末から明治初期の時代に作られたものだと聞いています。ま
た、古里村誌(昭和三〇年発刊)によると、江戸時代にはす
でにお祭りが行われ、江戸から力士を呼んで相撲を行ってい
たという記録があります。
・・神楽保存会は平成2年に後継者不足から一旦解散となり
ました。翌年、氏子、三才区、公民館が協力して運営してい
くことで新たにメンバーを募り「神楽を守る会」として発足
し、現在に至っております。・・郷土の伝統芸能である三才
の太鼓や笛、獅子舞を今後も守っていくために、参加してく
ださる方をお待ちしています。・・


「長野  百六十二号」(平成四年三月一日
長野郷土史研究会  発行)から引用

俳人宗二と中山大納言のこと|明治天皇の御生家|

 俳人宗二は安永四年に豊野町南郷に生れた本名を宮沢嘉藤
治といった。・・二十八才の時鋳物師の免状をとるため京都
へ行った。・・京都では斎部家の世話で権大納言中山忠能家
へ奉公することになった。・・
 宗二が中山家で覚えてきたものに、南郷の男獅子がある。
平成二年一月豊野町文化財(無形)に指定されたもので、以
前は女獅子だったものを宗二帰郷以来京都系の男獅子となり
「悪魔拂」「矢車、潮来」「神道流」の三種の舞からなり、
・・長野市三才や金箱へも舞い方が伝授された。・・
(文は新津武氏)