北信濃神楽採訪

飯山市 桑名川 名立神社

Date

  • 2006年(平成18年)9月2日 秋季例大祭 (夜宮) ☀
  •  21:05 長刀(鳥居前)
  •  21:15 みおまい(鳥居前)
  •  21:35 獅子舞→道中舞(鳥居前)
  •  22:30 シメキリ(一つめの鳥居)
  •  23:10 シメキリ(二つめの鳥居)
  •  23:30 獅子が拝殿へ舞込
  •  23:35 長刀
  •  23:45 みおまい
  •  00:05 剣の舞
  •  00:25 獅子舞
  •  01:00 サイトロメン
  •  01:20 サイトロメンおわり
  •  
  • 2008年(平成20年)8月30日 秋季例大祭 (夜宮) ☀
  •  23:45 獅子が拝殿へ舞込
  •  23:55 長刀
  •  00:00 みおまい
  •  00:20 剣の舞
  •  00:35 獅子舞
  •  01:20 サイトロメン
  •  01:40 サイトロメンおわり

Clip

灯籠

長刀

みおまい

獅子の道中舞

シメキリ

剣の舞

獅子舞

サイトロメン

Location

名立神社 飯山市大字照岡字大門495 (2009(H21).8.29)

Notes


「信州の祭り大百科」(昭和六三年十二月十五日、
長野県民俗の会監修、郷土出版社)から引用

桑名川の剣の舞  飯山市

 神楽のお練りは、お宮から一五〇㍍ばかり離れた獅子宿か
ら出て来るが、この区間を練るのに二時間かけている。公会
堂前につくと、薙刀舞、扇舞、獅子舞をひと通りやって拝殿
に入る。
 拝殿では、薙刀の舞、ミヨ舞、獅子舞、剣の舞、サイトロ
メン(鳥刺しの舞のこと)の順序で行なう・・
 剣の舞は、小学校高学年か中学生の男子が三人で舞った。
唄、囃子、舞のいずれもが簡単にはできないもので、相当の
練習を要した。
 舞い手は、白鉢巻、白襷を長くたらし、派手な襦袢を着て
いる。右手に鈴、左手に刀を持ち、三人が横に並んでまず剣
の舞の口上を述べる。・・口上が終わると、すぐに悪魔払い
の長い唄・・といったようなものに合わせて舞う。・・
 剣の舞は、もともとは桑名川の上の土倉の集落の人たちが、
特別出演で奉納したというが、土倉では、その隣の羽広から
教わったといっている。さらに羽広では、明治初年に県境の
越後から入って来たといわれているが、現在県境近辺の越後
の地域では行われている場所がないので、今のところその発
生地がわからない状態である。    (文は斉藤武雄氏)