北信濃神楽採訪

奥信濃 3 シメキリ



奥信濃には獅子または天狗(猿田彦)のシメキリが広く分布。道中の要所や鳥居に張ったシメ縄(注連縄、七五三縄、標縄)を刀で切って道を開く。シメを切るまでの獅子、天狗の所作、時間、捕物(手に持つ物)は地区により様々。囃子も様々だが、栄村の素朴なもの、野沢温泉村各地、飯山市桑名川などの激しいもの、雅楽みたいなもの、そしてチャンドコも多い。囃子がつかないシメキリもある。奥信濃では、火のついた松明で舞い最後に刀を中段に構えて体ごとシメに飛び込みぶち切るという型が比較的多いか。栄村では、シメ縄をつかんで切る所作がある。須坂市にもシメキリがある。こちらはシメには飛び込まず一刀両断に断ち切る所作だ。

分布

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