北信濃神楽採訪

須坂市 高梨 高梨神社

Date

  • 2003年(平成15年)10月12日(日) 秋季例大祭 (夜宮) ☀
  •  18:45 シメキリ
  •  18:50 宮入
  •  19:05 「神獅子」
  •  19:30 「鐘鬼」
  •  19:40 「お三輪」
  •  20:05 「おかめ」
  •  20:25 「久寿の葉」
  •  20:50 「鬼」
  •  21:10 「清姫」
  •  21:45 「牛獅子」
  •  21:55 獅子舞い奉納おわり
  •  
  • 2004年(平成16年)11月3日(祝) 西宮神社えびす講 ☀
  •  10:40 「鬼」
  •  11:00 「牛獅子」
  •  11:15 牛獅子おわり

Clip

灯籠⁄神楽⁄シメキリ

神獅子

鐘鬼

お三輪

おかめ

久寿の葉

清姫

牛獅子

Location

高梨神社 須坂市大字高梨字梨ノ木81-2 (2010.10.10)

Notes


「須坂市誌 第二巻(地誌・民俗編)」(平成二十六年
三月三一日、須坂市発行)から引用

高梨神社の獅子狂言
 高梨神社の秋祭りには数多くの獅子狂言・掛け合い漫才が
奉納される。
「神獅子」お祓いの舞いとされる。ひょっとこも加わりユー
モラスに舞う。
「鐘馗」悪魔っ祓いの舞いとされる。鐘馗の面を冠った鐘馗
と獅子の二人で四方八方御幣で清める舞い。
「お三輪」浄瑠璃「妹背山婦女庭訓」を獅子狂言にした演目
である。
「おかめ」祝福芸の道化漫才で神主とおかめの掛け合い漫才
である。
「葛の葉」
「鬼」鬼と獅子で掛け合いをしながら悪魔っ祓いをする演目
「清姫(日高川道行)」この獅子狂言は、能では「道成寺」
として知られる内容のもので、伝説や物語では「安珍清姫」
として知られるものである。
「牛獅子」関山国師生誕地といわれる高梨に、関山国師の修
行の姿を獅子狂言にした「牛獅子」が伝承されている。二人
の演者による四つん這いになった獅子が、牛の仕草を演じ、
牛方と田吾作が相手をする。牛方が国師で、牛をなだめすか
しているユーモラスな仕草が笑いを誘う。全国どこにも例を
みないオリジナル性に富んだ獅子狂言である。
「獅子舞 丹波与作」近松門左衛門の浄瑠璃「丹波与作待夜
の小室節」から与作が馬追をして修行し、ついに立派な武士
になったという一節を獅子狂言化したもの