北信濃神楽採訪

小布施町 飯田 飯田郷元神社

Date

  • 2001年(平成13年)4月22日 春季例大祭 ☀
  •  13:55 宮入
  •  14:20 獅子舞い(拝殿)
  •  14:35 獅子舞いおわり

Clip

神楽

獅子舞い

Location

飯田郷元神社 上高井郡小布施町大字飯田字宮前通314-3

Notes


「飯田区誌」(平成十年十二月二十日
記念誌刊行実行委員会発行)から引用

神楽屋台  総欅の切妻造り平入りの流れ造り様式の神殿造で、
女神の彫刻が施され屋根棟木の上にはススキの傘鉾をいただ
き、天頂には御幣を飾り、妻軒下前後両側には祭提灯を四ヶ
飾り付けられる。長持の上に、太鼓と併せて乗せ、晒の白布
で固定、長持には㊀紋の油単で蔽う。・・この屋台を神楽の
象徴として一般的に氏子は「おかぐら」と敬称している。現
在の神楽屋台が新調されたのが明治二十四年で総桧造りに装
いを改め、彫刻も龍の彫りものに変わっている。

獅子舞  ・・飯田の獅子舞は二人立で、大・小太鼓・笛では
やし、幣舞・鈴舞を行なう。・・舞い方は、笛・太鼓の節の
みの「寄せ」で始まり、次は幌を拡げ、高く揚げて舞う「幌
の舞」で、これは一の巻から四の巻まで続き、最後は御幣と
鈴とをもって「御幣の舞」となり、これもやはり一の巻から
四の巻まで舞い納める。・・獅子頭については、かぶり物で
あるため軽い材質の桐の木で造られ、飯田の獅子は雌獅子で
ある。・・

道中囃子  ㈠神田囃子  ㈡新囃子(新田囃子)  ㈢トッピヤ
リコ囃子  ㈣宮入囃子  と四種類の囃子があり、神楽道の場
所により演奏する囃子が変る。・・